校長より

                  ~御挨拶~

 

 令和6年度の北海道網走南ヶ丘高等学校定時制課程のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、当時、道内から多くの人々がこの地に集まり、今日の網走の基礎が確立された大正11年に北海道庁立網走中学校として開校しました。特に定時制課程は、戦後間もない昭和23年に併設され、働きながら学ぶ方々の教育の機会均等の理念を実現する地域の重要な学校として75年の歴史を刻んできました。卒業生は2千名を超え、道内はもとより、国内外で素晴らしい活躍をしております。

 

 現在、「オホーツク管内斜網地区唯一の定時制高校として、生徒の多様なニーズや地域の期待に応える学校づくりを推進し、生徒の豊かな心と健やかな体をはぐくみ、社会に貢献できる指導的役割を担う人間の育成」をスクール・ミッションとし、3年間で卒業できる「三修制」や、就業体験やボランティア活動・資格検定試験等によって単位修得を認める「学校外の学修制度」など、生徒の興味・関心や生活スタイルに応じた教育実践を行っております。

 今年度も19名の新入生を迎えることができました。私ども教職員は、熱意を持って温かく丁寧に指導することを心がけ、少人数教育を生かし、生徒が「学んでよかった」「努力してよかった」「自分が学んだことを使った結果、他の人を幸せにできた」と思える経験を積み重ね、自ら主体的に目標を設定し、振り返りながら、責任ある行動がとれる力の育成に努めています。

 

 今年度におきましても、教職員が一丸となって、一人一人を「真に」大切にする教育を推進して参ります。地域の皆様、保護者の皆様、関係機関の皆様方には、より一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。

 

 

校長 與 田 顕 規