南高日誌

【弓道部】全道大会結果報告

 令和7年6月11日~13日、滝川市スポーツセンターにおいて、高体連全道大会が行われました。大会初日の個人戦には3名の選手(いずれも3年)が出場し、酒井選手は1本足らず、予選敗退しましたが、落合選手と松﨑選手は8射5中で準決勝に進出しました。大会2日目、決勝に進むには4射3中以上が条件ですが、2人とも2中でした。しかし、女子は3中以上が2名しかおらず、2中の松﨑選手は3位以下の遠近競射の末、5位に入賞しました。続く団体予選は、女子が40射21中、男子が20中で1次予選を通過し、大会最終日の2次予選を迎えました。女子は伊藤選手(2年)と主将の新村選手(3年)の2人が皆中して11中、合計32中(同率2位通過)、男子も落ちの落合選手が皆中し13中、合計33中(8位通過)で決勝トーナメントに進出しました。

 男子は予選1位(42中通過)の札幌英藍との対戦です。両校緊張からか、互いに9中で1本競射となりました。1射目は互いに3中で2射目、2中対1中で1本差で敗退し、ベスト8に終わりました。勝てるチャンスはたくさんあっただけに、悔しい結果となりました。 女子の1回戦は帯広大谷が相手です。落ちの新村選手が4射目を的中し、9中対8中の1本差で勝利し、準決勝に進みました。相手は苫小牧東です。前半の10射は6中対7中で負けていましたが、3射目で同中になり、4射目で大前の酒井選手、落ちの新村選手の2人が皆中し、14中対13中の1本差で勝利し2位以内が確定しました。今年の総体は70回の記念大会ゆえ、1枠増え2位までが全国へ行けます。優勝を意識しすぎて気持ちをぶらさず、「いい射いい離れを1本でも多くしよう」と確認し、臨んだ決勝の相手は北海高校です。互いに緊張するのは当然で、1射目は網南1中対北海0中、2射目以降挽回し合い、網南9中対北海7中の2本差で4射目を迎えました。最後4的の松﨑選手が皆中で締め、11中対9中で2年ぶり2回目の優勝を手中にしました。うれし涙でお互いに健闘を讃えました。7月31日から鳥取県米子市で開催されます高校総体に出場します。大会中ご声援、ご支援いただいた保護者の皆様、卒業生、在校生、学校関係者の関わっていただいた多くの皆様方に、この場を借りて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

(文責顧問細川)