令和7年5月23日~24日、北見市武道館において高体連支部大会が行われました。個人戦では、女子の松﨑選手(3年)が射詰を3射連続的中させ、初優勝を飾りました。酒井選手(3年)は3射目を外したものの、4位に入賞しました。男子では落合選手(3年)が2射目を外してしまいましたが5位に入賞し、3人が全道大会への出場権を獲得しました。
団体戦では女子が60射32中で、男子は34中でどちらも予選を2位で通過し、4校で争う
決勝リーグ戦へ駒を進めました。全道大会へは3位までが行けます。決勝リーグ戦の2試合目までは、以下のように1勝1敗で、各校拮抗した試合内容でした。
【女子】 ①南ケ丘11中-9中紋 別 ②南ケ丘9中-11中北柏陽
【男子】 ①南ケ丘12中-9中北工業 ②南ケ丘12中-15中北緑陵
女子の最終戦は、大前の酒井選手が今大会初皆中、この試合に交代で出場した阿部選手(3年)が3中をし ③南ケ丘14中-11中遠軽 の高的中で勝利し、南ケ丘、遠軽、北見柏陽の3校が2勝1敗で勝ち星が同数になりました。その結果、リーグ戦での総的中数が順に34中、31中、30中で、1番多かった本校が優勝し、6期連続(コロナでR2年中止のため6年連続とは言わず)9回目の優勝を果たしました。
続く男子の最終戦は、4的の里見選手(3年)の3連続皆中(2次予選も含めたら4連続皆中)の活躍もあり、 ③南ケ丘15中-13中北北斗 のこれまた高的中で勝利し、南ケ丘、北見緑陵、北見北斗の3校が2勝1敗で勝ち星が並び、リーグ戦での総的中数が順に39中、38中、35中でしたので、わずか1本差で上回った本校の18年ぶり6回目の優勝が決まりました。緑陵には直接対決で負けていただけに、3試合目の、特に4射目は5人全員が的中して優勝をもぎ取った感があり、感動の試合内容でした。選手たちは男女とも、競技中にそのような本数勝負になっていることは露知らず、退場後、私から知らされて大喜びしている姿が印象的でした。応援に駆けつけてくれた1年次生たちの目にも、焼き付けられたことでしょう。ご声援いただいた保護者や職員にも感謝し、この場を借りてお礼申し上げます。
今年度も2年次生を対象にコミュニケーションスキルアップ講座を実施しました。まず、「あっち向いてホイ!」で盛り上がり、そばで見ていて私も混ざりたかったなと思うぐらいの楽しさでした。さらに応用で、「こっち向いてホイ!」「あっちこっち向いてホイ!」を、じゃんけん1つでここまでの盛り上がったのが印象的でした。
それから、その場で発表された班ごとにテーマが与えられ、それを無言の即興のジェスチャーで表現するゲームでした。各班で作戦タイムを経て、発表していました。講座の最後には、社会に出たら誰とでもつき合う必要があると講評をいただきました。
2年次生はクラス替えをして新たなクラスになって1ヶ月、コミュニケーションやチームワークを楽しく体感でき、貴重な時間になりました。講師のなるさんときたむー、ありがとうございました。
令和7年5月11日、北見市武道館において、道新旗争奪弓道大会が開催されました。10日後に開催されます、高体連支部大会と同じ会場なのでまさに前哨戦となります。
本校から南ケ丘A、Bの2チームが出場した男子団体は、24射しどちらも14中で、他校の1チームとの計3チームで2,3位の1本競射になりました。結果、Aチーム(古川、菅原、落合)が2射目をすべて中て、2位に入賞しました。競射の粘り強さは良かったのですが、優勝が15中だけに優勝も狙えたと思うと、1本差に悔しさを感じました。男子個人は、石井選手(3年)が8射6中で5位に入賞しました。
女子はA~Dの4チームが出場し、24射してAチームが13中、BとCが12中と何とか半矢はクリアしましたが、Aチームが3位決定の1本競射に敗れ入賞を逸しました。優勝が14中だっただけに、これまた1本差に悔やまれた試合でした。女子個人は8射6中で松﨑(3年)と伊藤結(2年)含め、5人で2~6位遠近競射を行い、松﨑が2位、伊藤結が4位に入賞しました。
来週開催されます高体連支部大会では、1本に泣かされず、逆に1本差で勝つようなしびれる展開の試合内容で、団体戦・個人戦の男女ともが良い結果を報告できるよう頑張ってほしいです。(文責:顧問細川)
本校放送局が令和6年度の山田賞(主催・一般財団法人 山田記念青少年育成財団)を受賞しました。山田賞とは、網走市で青少年の教育、芸術、産業およびスポーツ等で「顕著な活動」をし、その活動が「青少年の健全な育成に大きく寄与している」と認められた団体や個人に贈呈される賞です。
今回の受賞は、「FMあばしり」での番組活動や広報活動、校外における文化活動、放送活動(ビデオラジオフェスティバルなど)を評価していただきました。
贈呈式は3月25日、本校校長室で実施されました。これを機に、さらなる活動の充実を図っていきたいと考えています。(文責:放送局顧問)
令和7年3月23日~24日、山形市総合スポーツセンターにて、第24回東日本高等学校弓道大会が開催されました。昨年10月の選抜北北海道大会で優勝したチームに、今大会の出場権が与えられます。個人戦はなく、5人団体と3人団体戦のみが行われます。
関東、東北、北海道から出場する44チームの中で、男子5人団体戦では、予選を20射12中し、上位16チームにギリギリ入りました。女子も12中し3位で予選を通りました。
午後から決勝トーナメント戦です。男子の1回戦は 網南15中-18中足利大付属(栃木)
といい試合でしたが、相手が1枚も2枚も上手で、力の差を感じました。ベスト16に終わりました。女子の1回戦は 網南12中-6中上山明新館(山形) と安定した的中を出し、
2回戦はやや的中は落ちたものの 網南10中-6中前橋商(群馬) で勝利しました。
準決勝は2人が皆中して 網南13中-12中水戸第二(茨城) の1中差で勝ち、決勝戦を迎えました。今回、「勝ち上がることでの緊張感」で力んで失敗しないよう指導しており、ここまで順調だったのですが、決勝戦ではそれを克服できなかったのが課題です。結局、 網南8中-11中松尾(千葉) と敗れてしまいました。しかし準優勝のおかげで、来年の同大会への出場権を獲得することができました。
翌日の3人団体戦は、男子が12射8中で予選通過、女子は7中で通過したかと思いきや、下位同中競射になりました。しかし、普段の練習でも1本競射を何回も取り組んでいたので、3射2中して通過できました。男子の1回戦は 網南7中-10中慶應湘南藤沢(神奈川)で敗退しベスト16に終わりました。女子1回戦は 網南8中-5中佐原(千葉) で勝利し、前日のように波に乗るかと思いましたが、2回戦では 網南5中-10中桜修館(東京) と敗れ、ベスト8に終わりました。
今大会では、男女とも5人・3人団体戦全ての予選を通過したことや女子の準優勝という結果は、選手たちの大きな自信になったのではないかと思います。2ヶ月後に行われる高体連大会でも、きっと良い結果を残してくれるでしょう。最後に、この場を借りましてご声援、ご支援いただいた関係者の皆様方に深く感謝します。(文責:顧問細川)
1年次の生物基礎の授業でICTを活用した顕微鏡実習を行いました。今回はゾウリムシの観察をテーマに、生きているゾウリムシにピントを合わせ、穴をあけたペットボトルキャップを接眼レンズに装着して、生徒たちが各自スマートフォンで写真や動画を撮影することに成功しました。
動きの速いゾウリムシは、撮影した動画をコマ送りすることで、大学入試に出題されやすい収縮胞の動きを鮮明に観察することが可能となりました。また、静止画を拡大してスケッチをするなど、有効に活用することができました。
3月21日(金)3・4校時に、1・2年次生を対象とした卒業生講話を実施しました。今年度の卒業生25名からは、文系大学、理系大学、医療・看護、専門学校、公務員など各分野別に、インタビュー方式で話を伺いました。進路先や受験方法を選んだ理由など、先輩から実体験を聞くことができ、生徒たちは自分の身近なこととして捉えている様子でした。また、過年度卒業生の7名からは、大学生活や仕事での本音を聞くことができ、数年先の将来を見据える良い機会となりました。
3月1日(土)、本校体育館にて第75回卒業証書授与式(全日制課程)が行われました。厳粛な雰囲気の中、ご来賓と保護者の皆さまに見守られ、各クラスの代表生徒に卒業証書が手渡され、3年次生144名が学び舎を巣立っていきました。帰り際には各部活動の後輩たちが、先輩たちの門出を祝福する姿が多く見られました。