網走南ケ丘高校 黎明通信・支部だより 令和7年度 第2号

 黎明通信・支部だより第2号を担当する第3支部です。第3支部は網走三中学区です。

 本校の演劇部の出場した、第49回全国高等学校総合文化祭「かがわ総文祭2025」の演劇部門についてのご紹介および表彰結果のご報告をしたいと思います。演劇部員、総勢23名と顧問のお二人の先生、最高に熱い夏でした。

 まず、全国高等学校総合文化祭とは?文化庁HPによれば「高校生の創造活動の向上と相互の理解を深めることを目的として、芸術文化活動の発表を行う高校生の文化の祭典」。ちょっとこれだけでは難しいですね。

 でもウィキペディアによれば『全国高等学校体育大会(インターハイ)に対比して、「文化部のインターハイ」とも呼ばれる。』そうです。なるほどって感じですね。文化部にとっての総文祭の意味が分かりますね。

 今年は香川県高松市でサンポートホール高松を会場として7月26日から7月28日まで行われました。開催部門は演劇以外にも吹奏楽、美術、放送、新聞など19の部門があり、多岐に渡っております。そして演劇や日本音楽などの部門で優秀校とされた学校には、8月下旬に新国立劇場で行われる、全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演で上演することになります。

 令和7年の「かがわ総文祭」演劇部門の出場校は12校。関東・九州・四国・東北など全国からの演劇強豪校が集いました。

           

 網走南ケ丘高校演劇部、上演作品「はしれ、たくしぃ!」は、道内79校が参加した支部大会を勝ち抜き、昨年11月に小樽で行われた全道大会で最優秀賞に選ばれ、一昨年のかごしま総文に続く2度目の全国出場を決めました。

 上演作品の「はしれ、たくしぃ!」、面白いです。何度か見ましたがその都度大きく小さく改善され、面白いだけではなく、見終わった後は「それがいいんだよね」と温かい気持ちになります。部員の演技も素晴らしく、よく練習されているので声も通り、体の動きも大きくすべての場面で引き付けられました。

 そして表彰結果は、優秀賞・文化庁長官賞という上位4校入りを果たし、みごと東京公演出場校に選ばれました。素晴らしいです。

 あばなん演劇部、最高です!

 今回、全国大会前から演劇部の活動を、そして出場を決めた後も斜里や網走での公演について北海道新聞や伝書鳩、網走広報の紙面に載せて頂きました。また、多くの皆様方および網走市、斜里町、または近隣の町の沢山の企業のご支援や協賛を頂いております。演劇部員一同、応援してくれた皆様方の気持ちを忘れずに暑い香川で熱い演技を上演した事と思います。PTAとしてもこの場を借りて感謝の気持ちを申し上げたいと思います。

 そして再び選ばれた東京公演に向けて、「はしれ、たくしぃ!」。