網走南ケ丘高校 黎明通信・支部だより 第2号

こんにちは。8月の黎明通信・PTA支部だよりを担当する第10支部です。第10支部は小清水地区の支部です。

今回は小清水町を少しでも知っていただけたらと思い、日々生徒たちが通学時に見る景色と共に、町の魅力や名所をご紹介していきたいと思います。

小清水町内から網走南ヶ丘高校までの距離は約30㎞。公共交通機関での通学手段はバス、JRがありますが、今回はバス通学の車窓イメージでガイドしていきます。


 

左の写真は網走小清水線の始点・終点となる小清水町交通ターミナル。毎朝ここから多くの生徒が網走や近隣の高校に向け出発します。

右の写真は、小清水町役場の新庁舎建設工事現場です。町民の新たな憩いの場となる新庁舎の完成は、令和5年3月頃とのことです。

ここから間もなく走ると、自然豊かな景色へと変わっていきます。

 


国道391号線沿いを走ると見渡す限り農村風景が広がります。

特産のじゃがいもは白やピンクの花を咲かせ、秋まき小麦は収穫も終盤を迎えていました。

小清水町は農業が基盤産業の町で、小麦、じゃがいも、てんさいの生産を中心に、大豆や人参・玉葱などの野菜、酪農・畜産など盛んに農業が営まれ、道内でも有数の産地となっています。



少し進んで浜小清水地区の入り口に見えてくるのは「ほがじゃ小清水北陽工場」です。

この工場は閉校した旧北陽小学校校舎を活用した工場で、中では買い物や製造工程の見学ができます。

浜小清水の中心地にはJR浜小清水駅を中心に、道の駅やモンベルなどが立ち並びます。小清水町の観光やアウトドアの拠点となっており、週末は賑わいを見せます。



浜小清水市街から網走市境界までの約9㎞は濤沸湖とオホーツク海の間に広がる網走国定公園原生花園の中を進みます。

濤沸湖側では夏期に馬が放牧されており、斜里岳までを見渡せる壮大な景色を楽しめます。路肩に駐車して写真撮影される観光客の方も多く見られます。

道路を挟み逆側に広がる原生花園ではエゾスカシユリやハマナスなど色とりどりの花が咲きそろいます。見ごろは6月中旬から7月下旬です。右の写真は原生花園駅に隣接する小清水原生花園インフォメーションセンターHANAです。このあとも自然豊かな景観は続き、濤沸湖とオホーツク海を繋ぐ川までが小清水町になります。

道中、一見何もないように思いますが、北海道らしさを彷彿とさせる景色はここにしかないものですし、四季の移り変わりを直接感じられるとても魅力的な通学路だと思っています。

生徒たちにとっては、朝は早いし帰宅も遅くなるなど大変な思いもあるかもしれませんが、たまには町の風景ゆっくり眺めながら、通学の時間を楽しんでもらえたらと思います。

 

第10支部の黎明通信・PTA支部だよりでは、主に小清水町の紹介をさせていただきました。少し長くなってしまい恐縮ですが、最後までご拝読頂きありがとうございました。