網走南ヶ丘高校、黎明通信・PTA支部だより9月号を担当します、第1支部です。
暑い夏から秋へバトンタッチする9月。今年も暑い夏でしたがその暑さも徐々に和らぎ、日増しに日が短くなるのを実感している頃ではないでしょうか。
第1支部は網走第一中学校区の支部で、南ケ丘高校の所在地域でもあります。生徒たちは主に徒歩や自転車で通学しています。写真は潮見地区の子供たちが通学路としていることが多い潮見台通りですが、その潮見台通りにはずらりとイチョウの木が植えられています。その潮見台通りにも秋が訪れ始めているようで、紅葉の時期には黄色く彩られたイチョウ並木が見られます。
9月といえば『十五夜』を連想する方が少なくないと思いますが、今年は17日が十五夜でした。夏が過ぎ涼しくなり始めたこの時期に、満月の夜を見て楽しむのは日本の秋の風物詩ともいえるのではないでしょうか。十五夜は別名『中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)』とも呼ばれ、秋の真ん中に出る月という意味があります。しかし、この日に満月となるとは限らないようで、月の朔望(さくぼう)周期や月の軌道が楕円であるといった複合的な理由から、十五夜と満月の日が一致しないことが多くなるとのことでした(『十五夜』を検索したらかなり難しいことが書かれていました)。今年は十五夜の翌日、9月18日が満月とのことだったので連日夜空を眺め写真もとりましたが、肉眼や画素の少ない携帯電話では満月か否かの判断は難しかったですね。また、今年は中秋名月の近くに土星が見えたようですが、見えましたか?
9月18日から9月20日に陸上の全道大会が室蘭市で開催され、南ケ丘高校からは15名の生徒がオホーツク支部の代表として出場されました。7名が入賞を果たし、中には2種目での入賞を勝ち取った生徒もいました。自己ベストを更新した生徒が多数いたという情報もある中、「よく頑張った」「悔しかった」と1人1人の思いは違うと思いますが、網走から遠く離れた土地で過ごした仲間との時間は、とても貴重であり良い経験であったと思います。
保護者としては、無事に大会を終えて帰ってこられたことに安心しました。
今回、我が子が出場した大会について紹介させて頂きましたが、9月には様々な大会が開催されており、特に3年生にとっては高校生最後の大会となった生徒もいたのではないでしょうか。それぞれの思いを抱えながらも、1,2年生の皆さんは次なる目標に向かって、3年生の皆さんは将来の夢に向かって頑張ってください。
大会に出場された皆さん、本当にお疲れ様でした。今後も、南ヶ丘高校の頑張る生徒たちを応援しています。そして、ご指導して下さっている先生方へ、心より感謝申し上げます。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
黎明通信・PTA支部だより8月号を担当する第7支部です。第7支部は北見市常呂町の支部で、オホーツク海とサロマ湖に抱かれた砂州に花々が映える「ワッカ原生花園」など、自然豊かな恵みの中で農業と漁業が栄える 地域です。日本最大規模の通年型カーリングホールを有し、「常呂遺跡」と「ホタテ養殖発祥の地」の歴史が息づいています。写真は、生徒たちが毎朝通学で利用する北見市常呂交通ターミナル(旧国鉄:湧網線常呂駅跡地)で、毎朝ここから多くの生徒が網走の高校に向け出発します。ここから網走南ヶ丘高校までの距離は約40㎞あり、ジャガイモ畑、ビート畑、オホーツク海、能取湖、網走湖を横目に眺めながら、四季折々の風景をひた走る網走バスに揺られながら登下校しています。
さて、ここからは、北見市常呂町がゴールになっている『サロマ湖100㎞ウルトラマソン』について紹介していきます。
■サロマ湖100㎞ウルトラマラソンは、いつ頃から始まったのでしょう?
株式会社アールビース(当時ランナーズ)の前代表、橋本治朗氏が偶然サロマ湖のポスターを見て、「こんな所で走ることができたら・・・。」と思い立ち、地元3町(常呂町・佐呂間町・湧別町)に思いをぶつけ、地元の人たちは半信半疑ながらも第1回大会がスタートしました。
サロマ湖は周囲92㎞ですが、オホーツク海に注ぐ湖口と密漁防止のための立ち入り禁止区域を除くと湖畔に沿うコースは約70㎞。そこに常呂川土手の往復などをプラスして100kmを設定し、1986年9月14日(日)にランナーズ誌に掲載した告知で、全国から58人が集まり、翌年に正式大会を開催するためのプレ大会として開催されました。翌1987年には、正式大会として開催され、100kmの部に216人、50kmの部に63人が参加しました。1988年には、100kmの部は526人に、以降は回を重ねるごとに参加者が増え、1994年の第9回大会では「IAUワールドチャレンジ」として開催され、アジア地区初の開催となる等、全国のランナーにとって憧れの大会へと育っていきました。
2024年、今年の第39回大会は、100kmの部に3,371人、50kmの部に535人が申し込みされる大会となりました。
■大会記録豆知識
【100㎞ロード世界記録】
男子:アレクサンドル・ソローキン(リトアニア) 6時間5分35秒
女子:安部友恵(日本) 6時間33分11秒 *2000年サロマ湖100㎞ウルトラマラソン
【100㎞ロード日本記録】
男子:山口純平(日本) 6時間 6分8秒 *2023年サロマ湖100㎞ウルトラマラソン
女子:安部友恵(日本) 6時間33分11秒 *2000年サロマ湖100㎞ウルトラマラソン
■サロマ湖100㎞ウルトラマラソンの魅力は?
世界陸上競技連盟、日本陸上競技連盟、国際マラソンロードレース協会、国際ウルトラランナーズ協会の公認コースとなっており、格式が高い大会であること、10回完走すると「サロマンブルーメンバー」20回完走で「グランドブルーメンバー」の認定制度があり、足形プレートがゴール地点に永久に保存される等、参加者の目標になっていることがあります。
また、自然環境が美しいサロマ湖やワッカ原生花園(国定公園・北海道遺産)が舞台の大会であり、地元中学生、高校生を含む約2,000人のボランティアスタッフ、運営スタッフの応援する気持ちが伝わっていることが最大の魅力かもしれません。
もちろんこのスタッフの中には、第7支部の生徒もお手伝いに参加してくれています!
これで第7支部の紹介を終わります。
黎明通信・PTA支部だより第1号を担当します、第9支部(東藻琴地区)です。本号では、東藻琴地区について、お話しさせていただきます。
まず最初は、通学についてです。今も昔も、東藻琴在住の生徒は、バスに乗って通学しています。学校近くの桂町3丁目までの乗車時間は約30分です。
現在バスは、往復共に平日は1日5便(休日は往復共に1日4便)の運行で、学校に通学するには、往路発1便(7時30分)のバスに乗らなくては、授業開始に間に合いません。(最終便は網走駅発18時30分です。)
ちなみに、40年前は7時発と7時30分発のバスが運行されており、7時発には1年生。7時30分発には2・3年生が乗車するのが慣習(暗黙の了解)となっていました。
今は、先輩・後輩関係なく同じバスに乗車していますが、少子化や進学先の多様化に伴い網走行きのバスに乗車する生徒は少なく、空席が多く見られます。
続いて、8月25日(日)大空町東藻琴地区で開催される「第42回ノンキーランドふるさとまつり」を紹介します。
このお祭りは、ひがしもこと乳酪館に隣接する「緑とチーズの里ふれあいパーク」を会場に開催され、メインイベントの「ロール転がしどってん酷」では、男子の部は400kgの牧草ロール(女子の部は300kgの牧草ロール)を1チ ーム4人で転がし、ゴールまでのタイムを競うレースです。(ロール転がしは、昭和60年から始まり、当時は男子800kg、女子500kgの牧草ロールを1チーム5人で押していましたが、ロールを作る機械の仕様が変わり大型のロールを作ることが出来なくなってきたことから大きさや重さが変わってきました。)
北海道弁で「驚く」を意味する「どんてんこく」と、重い牧草ロールを転がすレースが「酷」であることをかけて名付けられたものです。
レースで使われる牧草ロールは、地元の農家さんにご協力いただき大空町の職員が手作業で1つ1つ作っています。ので、中には「いびつなロール」もあり、真っすぐ転がらないのも、この大会の面白さでもあります。すなわち、「力」だけの勝負ではなく、「運」や「ロールのコントロール」も必要になってくる競技なのです。
レースの最難関はコースの途中にある91cmの山です。これを超えるのが超~大変!見ている方も力が入ります。
なぜ91cm?かと言うと、91cmの山を越えられないで棄権すると、悔い(91=クイ)が残ると言う意味合いで91cmになったようです。
予選、決勝と勝ち上がり、みごと優勝したチームには20万円(女子の部は10万円)の賞金が贈られます。
会場内では、ロール転がしを見ながら、焼肉を楽しむことができ、他にも次のとおりイベント等が予定されております。
8月最終日曜日は、是非東藻琴で、熱い夏を楽しんでください。
ふるさとまつりのスケジュール
9:00~ 友愛セール・野菜即売会
9:30~ 売店コーナー
9:30~12:00 ロール転がしどってん酷 予選・決勝
10:00~ お楽しみゲーム・ちびっこ広場
11:00~14:00 野外バーベキュー
12:30~ ステージイベント(ジャグリング)
13:30~ お楽しみ抽選会
焼肉券販売のお知らせ(前売り券販売中)
焼肉券を購入すると、お楽しみ抽選会に参加できます。
1東藻琴牛 前売り券1,700円(当日券1,900円)/260g
2知 床 牛 前売り券2,200円(当日券2,400円)/200g(和牛)
※詳細は大空町のホームページをご覧ください。
黎明通信・PTA支部だよりを担当する第7支部です。第7支部は北見市常呂町の支部で、オホーツク海とサロマ湖に抱かれた砂州に花々が映える「ワッカ原生花園」など、自然豊かな恵みの中で農業と漁業が栄える 地域です。日本最大規模の通年型カーリングホールを有し、「常呂遺跡」と「ホタテ養殖発祥の地」の歴史が息づいています。写真は、生徒たちが毎朝通学で利用する北見市常呂交通ターミナル(旧国鉄:湧網線常呂駅跡地)で、毎朝ここから多くの生徒が網走の高校に向け出発します。ここから網走南ヶ丘高校までの距離は約40㎞あり、ジャガイモ畑、ビート畑、オホーツク海、能取湖、網走湖を横目に眺めながら、四季折々の風景をひた走る網走バスに揺られながら登下校しています。
さて、ここからは、『カーリング』について少し掘り下げて紹介していきます。
写真は、アドヴィックス常呂カーリングホールで、平成25年に新設されました。北京オリンピックで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレのホームリンクでもあり、国際基準適合シート6シートを備え、国内トップチームの合宿、各種カーリング大会、学校授業、修学旅行での体験など、幅広い方々から利用されている施設です。
また、地域のイメージを代表するホタテ貝の柔らかな曲線と色調を導入した外観は、カーリング競技の持つ優美なイメージともマッチし、施設自体が新たなランドマークとなっています。
そもそも、北見市常呂町でのカーリングは、いつ頃から始まったのでしょう?
それは、北海道とカナダ・アルバータ州の姉妹提携を縁に行われた「カーリング講習会」が始まりで、昭和55年1月にスケートリンクの片隅で、ビールのミニ樽を利用した手作りのストーンからその歴史が始まり、同時期に協会を設立して活動と普及に乗り出しました。昭和56年2月に、元世界チャンピオンでカナダ・アルバータ州在住のウォリー・ウースリアク氏による指導者講習会を開催、スケートリンクの一角に2面のリンクを造成して本格的な普及を始めるとともに、第1回NHK杯カーリング選手権大会を開催し、今なお国内では最も歴史ある大会として位置付けられており、カーリングの普及と技術の向上が図られました。昭和62年、「はまなす国体デモンストレーション競技」としてカーリング競技が旧常呂町で開催されることが決まり、その競技会場として国内初の「屋内カーリング専用リンク」の建設に着手し、翌年の昭和63年1月に5シートの「常呂町カーリングホール」が完成、平成元年2月に、全道から男子32チーム、女子12チームが参加して国体が開催 されました。このカーリングホール完成後は、選手の競技力が向上し、常呂町の選手が北海道選手権や 日本選手権の上位を占め、多くのオリンピック選手を輩出しております。
先に紹介した平成25年に建設されたアドヴィックス常呂カーリングホールは、 2代目のホールとなります。
さらに北見市は、令和2年、専用シート3シートを備えるアルゴグラフィックス北見カーリングホールを北見市内にもオープンさせ、カーリングの聖地『北見市』を全国にアピールしています。
最後に、『ところ遺跡』についての紹介とお知らせです。
写真は、北見市ところ遺跡の森に残る竪穴住居跡の実際の位置や大きさの竪穴住居を復元した建物で、展示公開されています。
令和5年6月27日、北見市ところ遺跡の森で収蔵している「常呂川河口遺跡墓坑出土品(ところがわかこういせきぼこうしゅつどひん)」を重要文化財に指定することが、官報告示により正式に発表されました!
これで、第7支部の紹介を終わります。
網走南ケ丘高等学校PTAの皆さん、こんにちは。
PTA支部だよりを担当します、第2支部です。
第2支部は、網走第二中学校区の支部で、南ケ丘高校がある台町とは、網走川を挟んで反対側の向陽ケ丘周辺の地域です。
こちらの地区の生徒の多くは、網走川に架かるいずれかの橋を渡り、登下校をしています。冬期間、橋の上を歩いて渡ると風の冷たさに体の芯まで冷えてしまいます。
こちらは、昨年12月上旬の向陽ケ丘から見えた朝日です。
斜里岳の麓から太陽が昇って来ています。丁度、南ケ丘高校がある辺りでしょうか。
昨年は、新型コロナウイルスの規制が緩和され、音楽活動も活気を取り戻し、イベントを盛上げる吹奏楽局の演奏を聴く機会がたくさんありました。
●5月~定期演奏会
素敵な演奏とキラキラの笑顔溢れるパフォーマンスに、拍手喝采、観客に笑顔が広がりました。
●6月~野球部応援
白熱する試合を盛り上げました! 全校応援盛り上がりましたね!
●8月~北見地区吹奏楽コンクール
A編成の金賞でした!
●9月~七福神祭り・網走マラソン
市のイベントを盛り上げました。
七福神祭りでは、「やっぱり高校生の演奏は違うね!!」と観客からの声が聞こえてきました。
無事に色々と参加できた年になりました!
今やオンライン上で、イベント等に参加出来る大変便利な世の中になりました。
ですが実際のイベント会場で味わう空気感、体の奥から湧き上がる感動は、やはり格別ですね。
今年も南ケ丘高校の頑張る生徒達を応援しています!